浜松まちなかにぎわい協議会

自分たちのまちは、自分たちの手で
「浜松まちなかにぎわい協議会」は、まちなか活性化に向けた民主体組織です。

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このまちが仕事のステージ

一般募集によって入社したはじめての正社員 清水 英貴

このまちが仕事のステージ

食品バイヤーとして全国の街を歩いた日々

入社前、まちづくりに関する私の知識は極めて乏しいもので、どんな仕事が待っているのかほとんど理解していませんでした。それまで、百貨店の食品バイヤーを長く務めていたこともあり、全国各地へ出向き実際に街に降り立っていながら、私は街そのものに特に感慨を持たないまま歩んでいたのです。しかし、今振り返ると、北海道から沖縄まで各地の名産・名品を訪ね歩いた経験が、この仕事に役立ちそうな気がしているから不思議です。
私は、はじめて訪れるその街と生まれ故郷を常に比較していました。『ここは静岡に比べて・・・』というように。全国に、同じ街はふたつとありません。どの街もそれぞれに個性を持ち、彩りを放っていました。同時に勤務する百貨店があった静岡市中心地には、現在でも歩行者数全国トップの商店街が存在したことから、誇らしささえ感じていたのです。私は、『まちをつくる』ということをまったく意識しないまま過していました。

『まちをつくる』会社に、なぜか目が止まった

家庭の事情をきっかけに浜松に戻ることになった時、私は『まちづくり会社』の広告にふと目が止まりました。第一感として、これまでの経験を活かせるかもしれない、という思いだけが漠然と広がっていったのです。また、時代の空気も『地域への回帰』を目指しているような気がしていました。
最終的に144人の中から、私はただひとり採用され、現在タウンマネージャーの業務を吸収しているところです。
面接の際、心に残った会社の輪郭は、全国の他の『まちづくり会社』とは、成り立ちが大きく違うという点です。浜松まちなかマネジメント株式会社は、民間の会社なのです。行政がお膳立てして整えられた組織ではなく、自ら収益源を生み出し、それを資源としてまちづくりに活かすことを目的とした完全自立型の企業体なのです。それは、なにもしなければ一切仕事がない、ということでもあります。まず仕事をつくることが仕事。私は、当初とてつもなく広い海にひとり投げ出されたような気持ちになっていました。

『まちをつくる』会社に、なぜか目が止まった

街のことをずっと考えていられる幸せ

生まれ故郷の浜松市は、私の記憶の中の街とは大きく異なっていました。思えば私は、一番活気があった良い時代の浜松を10代の頃に見ていたのです。県下最大規模の浜松市の中心街に若い人の姿はなく、郊外の活気とは裏腹に大きく沈んでいたのです。
私は雑踏が好きです。活気ある人混みの中にいることに安らぎを感じます。街が元気になってこそ、企業にも恩恵が降りてくる。私はそう考えています。だからこそ、今、『まちづくり会社』の一員として、ずっとこの街のことを考えていられることをとてつもなく幸せに感じています。

この街に終身を捧げる覚悟がある

私はサラリーマンです。まちづくりに情熱を傾ける前に、ひとりのサラリーマンとして考えます。こころざしは、静かに秘かに心の中に持ち続けていよう。それよりも、職務としてまちづくりに携わることを義務化していこうと、強く意識しています。
私の仕事に終わりはありません。個人の達成感だけを拠り所にして、やがて去っていくこともできません。私は、逃げも隠れもすることなく、まちづくりを末永く遂行していく役割を任されたのです。真面目に愚直に日々の業務に取り組むことは、情熱の浮き沈みに左右されることのない強い意志であると心に決めています。

この街に終身を捧げる覚悟がある

「浜松バル/ほろ酔い祭り」成功を夢見て街を奔走

これまで開催されてきた「浜松バル/ほろ酔い祭り」。第8回目は浜松まちなかにぎわい協議会内に実行委員会を置き、お手伝いさせていただくことになりました。元々肴町発展会が中心となって開催されていたものが、人気を呼び町内を飛び出して拡大を求められたのです。私は、このイベントを担当する立場になり、これまでに協議会が積み上げて来たネットワークを活かして奔走。結果的に11店の新規店舗に参加していただくことになり、とりあえずひとつの足がかりをつくることができました。また、開催期間中のステージイベントを企画する等、新しい試みにもチャレンジしました。
こうして、迷路のようなまちづくりの第一歩がスタートしたような実感を今、得ています。

大きなバケツを抱えて人に会いに行く

どこの都市にとっても、中心市街地は大切なエリア。その中心市街地で何が起こっているのかを逐一知らせることが大切であると感じています。街はどこまでいっても完成しない。だから、取り組み過程を伝えることが、その存在を高める方法であると言えるのです。
さて、まちづくりの仕事に携わって、非常に多くの方々に出会いました。国交省・行政から一般会社員、商店街の人、学生、主婦、若手建築家まで、それぞれが様々な意見を持ってまちづくりに関わっています。そして、どんな人の意見にも必ず答えが潜んでいると感じました。私はまるで、大きなバケツを抱えてみんなのところを回っている感じです。『にぎわい協議会に言いたいことがあるんだよ』と声をかけられる度に、意見が気軽に上がってくる立場に自分がいることに気づかされます。
そして、この大量のインプットを反映させながら収益を上げて独自のビジネスモデルを構築することが、会社のためであり街のためであると、今、強く感じています。『まちづくり会社』が生業として認められ、タウンマネージャーという職種が確固たる役割を担う存在になるように、私はプラスのスパイラルを描いていきたいと考えています。

大きなバケツを抱えて人に会いに行く

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